料理家の奥秋さんに、季節のおすすめレシピと、それにピッタリのドリンクを紹介していただくコーナーです。

Office Okuaki 奥秋 曜子

料理家・洋菓子研究家として教室やメディアでレシピ紹介などをしながら、甲府市青沼でタケイコーヒー四代目として活躍中!

具たっぷりの中華まん

材料

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■皮の材料(8個分)
薄力粉        150g
強力粉        100g
ドライイースト      3g
砂糖          25g
ぬるま湯       125g
ラード         10g

■具の材料(中華まん8~10個分)
豚ひき肉     200g
白菜       200g
茹でたけのこ   50g
長ネギ      1/2本
干しシイタケ   1~2枚
しょうが     1/2かけ
にんにく     1/2かけ
甜麵醤      大さじ1
しょうゆ・酒   各大さじ1
砂糖・片栗粉   各小さじ2
塩・こしょう・ごま油   各適量

具のつくり方

1. 水で戻した干しシイタケ、茹でた白菜、その他野菜はそれぞれみじん切りにしておく。

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2. ひき肉の半分の量を油(分量外)で炒め、肉の色が変わったら、しょうが・にんにく、甜麵醤を加えさらに炒め、塩・こしょうを軽くふる。

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3. 2を冷まし、残りの肉を生のまま加えて素手でよく練る。野菜と残りの調味料を全て加え、よく混ぜる。

皮のつくり方と仕上げ

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1. 大きめのボウルに2種の粉を合せてふるい、砂糖とイーストを入れ、手で粉と混ぜておく。

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2. 40~50℃のぬるま湯を加え、手につかなくなるまでボウルの中でこねる。
  ひとまとまりになったら、さらに台の上で10~15分くらいこねる。

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3. ある程度なめらかになったらラードを加える。
POINT!すべるので生地にこすり付けるように!

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4. なめらかになったら薄く油をぬったボウルに入れてラップをし、30~35℃の温かい所で10分発酵させる。(一次発酵)
POINT!ラップが生地に直接触れないよう注意!

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5. 生地を3つに折りたたむ。これを3回繰り返しガスを抜く。

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6. 生地を整え8等分して丸め直し、乾かないようにラップや塗れ布巾をかけ室温で10~15分休ませる。(ベンチタイム)
POINT!夏季は短期間で!

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7. 生地をめん棒で薄くのばして具を包み、オーブンペーパーの上に置いてさらに室温で10~15分休ませる。
POINT!中心はやや厚めに、周囲は薄く。口が開かないようにしっかり絞る。

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8. 蒸気のあがった蒸し器に7を入れ、強めの中火で10~15分蒸しあげて完成!

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POINT!冷凍する場合は、いったん蒸したものを冷まし、1個ずつラップなどでつつんで冷凍します。
POINT!解凍は凍ったままレンジで温めるか、蒸気のあがった蒸し器でもう一度蒸せばOK!

今回合わせたのは、ジャスミンティ。中国茶にジャスミン(花)の香りをプラスしたもので、イライラした気分を押さえる働きもあると言われています。

おまけ…高菜あん

■材料(10~12個分)
豚ひき肉      150g
高菜漬け      80~100g(水を切った状態で)
茹で筍       50g
生姜汁       1かけ分
醤油・砂糖・酒   各小さじ2
塩・こしょう・ごま油・片栗粉 各適量
干し椎茸 小1枚/ 鷹の爪 1本/山クラゲ 戻して10g

■作り方
① 高菜漬けは水気をよく切り、みじん切りにしておく。
② 茹で筍はみじん切りにしておく。
③ ひき肉に塩・こしょうをし、練るように混ぜる。
④ 残りの材料を加え、しっかりと練るように混ぜる。

※このレシピの著作権は奥秋曜子氏にあります。無断で使用・複製・転写することは法律により禁止されています。