料理家の奥秋さんに、季節のおすすめレシピと、それにピッタリのドリンクを紹介していただくコーナーです。
Office Okuaki 奥秋 曜子
料理家・洋菓子研究家として教室やメディアでレシピ紹介などをしながら、甲府市青沼でタケイコーヒー四代目として活躍中!にんじんのポタージュスープ
にんじんの甘みとコクをいかしたポタージュスープです。
にんじんのβカロテンは体内でビタミンAに変換して皮膚や粘膜を丈夫にする働きがあるので、風邪をひきやすいこの季節に効果大!
視力の維持にも効果があるとされています。
材料(3~4人分)
にんじん(大) 1本(約90g)
セロリ 1/4本
玉ねぎ 1/2個
にんにく 1かけ
バター 大さじ2
水 3カップ
米(軽く洗っておく) 大さじ1
牛乳 1カップ
塩・こしょう・固形スープの素・ベイリーフ 各適量
★にんじんの代わりにブロッコリーやだいこんなど、他の野菜を使っても美味しくできます。
下ごしらえ
・にんじんは薄く皮をむき、適当な大きさの薄切りにする。
・セロリは筋を取り、薄切りにする。
・玉ねぎも薄切りにする。
・にんにくは皮をむき、芽を取り除き、つぶしておく。
・米は軽く洗って水気を切っておく。
・ミキサーかブレンダーを用意しておく。
・厚手の鍋か深めのフライパンが使いやすい。
作り方
1.深めのフライパンか厚手の鍋にバターとつぶしたにんにくを入れて火をつける。弱火でゆっくりとにんにくの香りをバターに移す。
2.にんにくを取り出し、玉ねぎとセロリを炒める。玉ねぎが透明になったら、にんじんを加えて焦がさないようゆっくり炒める。
POINT!:煮る前に炒めることで野菜の甘みと旨味を凝縮します。
3.分量の水、固形スープの素、米、ベイリーフを加えてアクをとりながら煮込む。
POINT!:にんじんには粘る成分(トロミ)がないので、米のでんぷんでとろみをつけます。バゲットを水で濡らし、絞ってから加えてもOK。
4.にんじんが指で潰せるくらいになったら火を止め、粗熱を取る。
5.ミキサーにかけ、再び鍋に戻す。牛乳を加えて弱火で煮込み、塩、こしょうで味を整える。
(写真は熱い鍋にいれたままかき混ぜられる「バーミックス」を使用)
POINT!:一度漉すとさらに滑らかになります。
6.盛り付けたら、好みでパセリ、生クリーム、クルトンなどをトッピングして完成!
冷凍保存も可能です。
インドはアッサム地方の紅茶です。ミルクティにも合います。
※このレシピの著作権は奥秋曜子氏にあります。無断で使用・複製・転写することは法律により禁止されています。