ぶどう郷の歴史を知ろう!

電車でGO!

涙と鼻水が止まりません・・・。今年の花粉はかなりの勢いで私を攻め立てます。

ちくしょー!負けてたまるか!外へ出てやる!ウォーキングしてやる!!

そんなこんなで今回は勝沼をメタボウォーキングです~!\(^O^)/


出発は「JR勝沼ぶどう郷駅」です。

勝沼駅

駅周辺は桜で有名ですが、こちらの桜は地元菱山地区の後継者の会である「甚六会」が苗木を植え育てているとのこと。
満開の季節に来たいですね〜。(^_^)

甚六桜

さて、本来のコースには無いのですが、駅のすぐ周辺に大日影トンネルという、明治36(1903)年から平成9(1997)年まで使用していたレンガ造りのトンネルがあり、今は遊歩道として整備されています。

大日影トンネル

上り側出口に隣接する深沢トンネルは、甲州市の管理するワインカーヴに転用されているとの事ですので、見に行ってみましょー!

あちゃ~

ん?何これ??あちゃ~!漏水の為に閉鎖しているのですね。
しかも平成25年3月31日までとは・・・実はこれを楽しみに来たのですが・・・
仕方がないので入口だけパチリ。(T_T)

トンネル入口から

気を取り直してフルーツラインを進み、遊歩道へと入り、大善寺へ到着~。

大善寺

こちらの本堂は、正応3(1290)年に建立された県内最古の木造建築で国宝に、木造薬師如来及両脇侍像、木造十二神将立像、木造日光月光菩薩立像が重要文化財に指定されているとのこと。
う~ん。さすが国宝!ただならぬ雰囲気をかもし出しています。
甲州善光寺は東日本最大の木造建築ということですし、山梨にも誇れるものがたくさんあるのですね!(^_^)b

国道20号から県道へ入り、勝沼氏館跡へと進みます。

勝沼氏館跡
跡地

武田信虎の弟である、勝沼信友と子の信元が武田軍団として城砦を構えた場所とのこと。
現在は史跡公園として保存されていますが、4.7haと結構広いです。
昭和48(1973)年に県立ワインセンター建設に伴って発見されたとのこと。私が生まれた年ですねー。
こういう偶然が嬉しいのは、私だけでしょうか?デジタル時計を見たら、自分の誕生日だったりとか、車のナンバーとか・・・話が脱線しましたね。すみません。(^_^;)

上岩崎、下岩崎の集落を進み、勝沼ぶどうの国文化館に到着です。

文化館

こちらの施設では、勝沼のぶどうとワインの歴史を見ることが出来ます
・・・が、ここまで展示する必要があるのかしら?(・O・;

ホチキス

さて、ぶどう橋を渡り、旧甲州街道を進み、旧田中銀行博物館へと到着〜。

旧田中銀行

こちらは明治30年代初めに勝沼郵便電信局舎として建設されたものを、大正9(1920)年にレンが蔵を増設し、山梨田中銀行として改修されたもので、文化財に登録されているとのこと。
驚いたのが、この歴史的価値の高い建物を後世に残していこうと、現在は「旧田中銀行友の会」というボランティアスタッフで博物館として運営されているそうで、この日も素敵なおばあちゃんが案内をしてくれました。(^_^)
それにしても、田中さんは個人で銀行を経営していたということですから、かなりの資産家だったという事になりますが、お茶目な面もあるようで、鉄柵のデザインが「田中」となっています。素敵〜!ヽ(^0^)ノ

鉄柵

勝沼宿仲松屋を過ぎ、農道へ入り、坂道をえっちらおっちらと上り、ゴールの勝沼ぶどうの丘へと到着ですー!\(^O^)/

ぶどうの丘

勝沼ぶどうの丘は旧勝沼町が建設をした、町のシンボルで、売店やワインカーブ、レストランや温泉、宿泊施設などがあります。

山梨県を他県にPRする際にワインは欠かせませんが、今までは、勝沼のことやワインの歴史などをあまり知らなかったので、詳しく伝えることができませんでした。
今回のコースは歴史も雰囲気も味わえるものだったので、今後は自信を持って勧めることができます。
ただ、ちょっと気になったのが、公共施設にて、分からないことを質問した際の対応が不快だったことです。
もちろん全ての方がそうでは無いのですが、せっかく観光に来て、たまたまそういう方に尋ねたことで、悪い印象を与えてしまっては勿体ないですよね。
誰に対しても、「お持てなし」の気持ちで迎えることが重要だと、改めて勉強させて貰いました。

所要時間:3時間
消費Kcal:296kcal

地図

<旧田中銀行博物館>
【住所】甲州市勝沼町勝沼3130-1
【開館日】4~10月=木~日曜日・11~3月=土、日曜日
【開館時間】9:00~16:00
【お問合せ】0553-44-3755

<大善寺>
【住所】甲州市勝沼町勝沼3559
【電話】0553-44-0027
【拝観料】お一人様500円
【HP】http://katsunuma.ne.jp/~daizenji/