番外編・日本のふるさとを感じながら樹海で森林浴をしよう
マチコレ!1月号が皆さんに届く頃は、年の瀬でさぞお忙しい日々を過ごされていることと存じます。年末なんです。当然です。
でも、そんな時だから、ふと立ち止まりリフレッシュすることも必要なんです。
今回のメタボウォーキングは、堅苦しいウンチクは一切なし!(多少あるかも(●´Д`●)
とにかく森林浴を楽しみながら、身体と心をリフレッシュ!
さらに、お子さん達の冒険心を誘う秘密の洞窟たち・・・
メタボウォーキング史上、最長の10キロコースを今回は選択して原始林コース「西湖と青木ヶ原樹海」を歩きます!
スタート地点は西湖の湖畔にあります「西湖いやしの里 根場(ねんば)」です。
ご存知ですか?この施設。
そうです。茅葺き屋根の集落があるんです。実は、紅葉台に登った時に、
この集落が見えていて相当気になっていたのです。
かつては美しい富士山をバックに、茅葺き屋根が並んでいたこの「根場地区」。
昭和41年の台風で、壊滅的な被害を受け、集落は崩壊。
しかし、富士河口湖町が平成15年の合併を機に、
茅葺き屋根の集落を復活させようという話が持ちがあり、
3年後の平成18年に第1期オープン。
そして、今年の4月1日、茅葺き民家20棟が完成。
ついに7年の歳月をかけリニューアルオープンを迎えました。
紙すきや陶芸なども体験できるほか、レストランや地場産を扱うお土産物屋さん
などがございます。入場料金は大人350円、小中学生が150円。
スタートから、あまりの興奮に。。。
地元で取れた古代米を使用した「サクサクぬれせんべい」を頂いてしまいました。
はい、わかってます。メタボウォーキングです。食べてはダメなのです。
すいませんm(_ _)mここから一生懸命歩きます。
薬明神社を通り過ぎ進んで行くと、先ほどの「いやしの里駐車場入口」にでます。
茅葺き民家のミニチュアが目印!実に可愛らしいヾ(´ε`*)ゝ
さて、河口湖精進湖線 県道21号線に出ます(カーブで車が見えづらいので横断注意)。
西湖西グランドを通り過ぎると。。。
野鳥の森公園までの遊歩道を進みます。
しばらく行くと、またまた茅葺き屋根の家が。。。
「丸木舟展示館」と書いてありますが、この日は閉まっていました。
途中、野鳥を観察できる所が多々ございます。
そこに架かっていた看板の一句です。
「庭先の野鳥も 我が家の 家族です」
うっ素敵ヽ(^◇^*)/この一体感!
さて、ようやく「野鳥の森公園」へ!
家族連れや、カップルの方が楽しげに遊んでいましたよ(/ω\)
さぁ、本格的な樹海ウォークを楽しむための、遊歩道入口を懸命に捜索しておりますと。。。
隊長、なにやら珍獣を発見しました (/・ω・)
身体には「クリーンウォーター」の文字が。。。
ドラゴンですよ!ドラゴン。
なんか、歩くたびに必ずこのような物を発見している気がします。
舟のようなので、きっと西湖を綺麗にしている守り神なのですね。
本当の用途を知っている方がいらしたら、マチコレまで。
ようやく見つけました「樹海遊歩道」の入口。
どうやら、オリエンテーリングのコースにもなっているらしい。
看板を見ると!
な!なんと!w(゚o゚)wコース名「パーマネントコース!!!!!」
青木ヶ原樹海ということで、ちょびっとドキドキしていたのですが、一気に脱力( ゚ ρ ゚ )
それにしても(社)日本オリエンテーリング協会さんは、なぜ「パーマネント」にしたのでしょうか?
「アイパー」じゃダメなんでしょうか?(蓮舫議員風)
気を取り直して樹海の中へ!
青木ヶ原樹海は、貞観6(864)年の富士山の噴火でできた森です。
およそ1200年の歴史というのは、森の歴史としては新しいようですよ。
面積はおよそ30万平方メートル。これは、山手線の円の中の面積に匹敵する広さなんだとか。
あ!ウンチク言っちゃったヾ(^-^;)
樹海遊歩道を進みます。足元は。。。
こんな感じ。あ!言われてみればパーマネントかも(´0ノ`*)
さてさて、樹海の景色にもちょっと飽きてきたなぁ~と思った頃に一つ目の洞窟「富岳風穴」に到着です。
今回は、楽しむことを主眼においていますので、もちろん入場します。
洞窟内は0度!さすがに冷蔵庫として使用されたことがるところ。
相当寒いっす。入口から大体15分くらいで見学できます。
国の天然記念物指定です。入場料金大人280円小人130円。
さて、風穴を後に「青木ヶ原船津線」をしばらくは道路づたいに進みます。
次なる洞窟は、「竜宮洞窟」。この洞窟、知らない方が多いのでは?
道路から看板に従い、樹海へ。
ごめんなさい。ここだけは説明させて!
竜宮洞窟は水の神「豊玉姫命」を祭ってある洞窟。
その昔は、干ばつになると近隣の村人たちが西湖をわたり、
この竜神に雨乞いの祈願をしたといわれています。
し・か・も!竜が住むという伝説あり!!!!ドラゴンですよ。
そういえばさっき見た気が。。。。
お子様達は相当食いつく要素満点のこの洞窟。
総延長96mとのことですが、現在は崩落の危険があり、
写真の入口までしかいけません。
でも、とても幻想的。お宮まで下り洞窟入口から上を見ると・・・
どうです?妙に心が落ち着きました。ひょっとしてパワースポット?
満ち足りた気分になったところで、本線に戻ります。
続いてが最後の洞窟「こうもり穴」。どうしてここだけ「こうもり洞窟」じゃないのかという
密かな疑問はさておき、ここは入場することができます。入場料金大人300円小人150円。
なぜかヘルメット被らされ洞窟の中へ。
先ほどの「風穴」とは比べ物にならないくらい低い天井。
これじゃ、ヘルメットがいるのは納得です。相当見ごたえがあります。
出口まで戻ると、地元で取れたキノコを使った「キノコ汁」を無料で配布しているではありませんか!(洞窟に入った人のみ無料)
ゴキゲンでいただきます\(^▽^)/ あ!食べちゃった。
さぁ~遊歩道へ戻りましょう。
ツガの巨木帯、雨やどりの穴、檜の奇木「八岐大蛇(やまたのおろち)」などを過ぎ、西湖畔へ!
バス停「西湖いやしの里・根場」を過ぎればゴールの「いやしの里」に到着です。
いかがでしたのでしょう?今回の樹海ウォーク。
日本のふるさとを感じながら、樹海で森林浴。そして、童心に返れる洞窟3つ!
最後は、西湖越しに見る富士山(取材の時は残念ながら見えませんでした)が
懸命に歩いた疲れを癒してくれるはずです。
山梨県にはまだまだ沢山いい所がある。
これからも永井学は、山梨県の隠れた名所歩き続け減量していきます。
次回も乞うご期待。。。。って、
ミスターX:「おい、おい永井君。そろそろ君の出番は終了だよ。調子にのるなよ!」
永 井 :「えっあなたは。。。」
永井に近づく怪しい影の正体とは?2月号につづく
歩数 20633歩 所要時間(洞窟見学も含む) 4時間30分 走行距離およそ10km