旧鰍沢町で富士川舟運の歴史に触れよう!

山梨県でも東北地方からの被災者や避難者への住居提供がはじまりました。
空きが目立つ職員宿舎が有効活用されるのはとても良い事ですよね。
せっかく山梨へ来て頂いた訳ですから、このコーナーで山梨の良さを知って頂き、第2の古里と思って頂ければ嬉しいです!

今回は富士川舟運の町、旧鰍沢町をメタボウォーキングです!\(^O^)/


出発はバス停「鰍沢営業所」です。

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富士川舟運の宿場町として栄えた鰍沢。国道52号線を北へと進み、鰍沢中学校入口を左折して坂道を上ります。
坂の途中で・・・お!富士川の回りに広がる町並みが一望出来ますね。遠くには富士山が顔を見せています。(^_^)

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軽く息切れをしながらも、更に坂道を上っていくと、大法師公園へと到着です。

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この公園は約6.4haの面積があり、園内には2,000本の桜が植えられているとの事。
どうやら日本の桜名所100選にも選ばれているようですね。
その
他にもソフトボール場やテニスコート、弓道場などもあり、スポーツ施設としても親しまれているようです。
この日はちょうどお祭りの真っ直中だったようです
が、今年は開花が遅いのか、残念ながら満開でのお花見とはいかなかったようです。
しかし、この数の桜の木が一斉に開花したら素晴らしいでしょうね!
(^_^)

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公園から畔沢川へと下り、県道を右折。県道を暫く進むと右手に山車の保存庫が見えてきます。
うわ~!でかい!!(O_O)
倉庫の一面がガラス張りになっていて山車が見られるようになっているのですが、こんな大きなものが山梨県にもあったのですね。
う~ん、写真におさめたいたいのですが、ガラスが反射してうまく撮れません・・・。

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作られた正確な年代は分からないようですが、130~170年前である事は間違いないようです。
これ以外にも4台が現存しており、町の文化財に指定されているとの事。

戸川沿いから富士川堤防上の道を進み、ふれあいスポーツ広場へと到着~。

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こちらは富士川河川敷に広がる広場で、運動広場やテニスコート、ゲートボール場などがあります。
また、富士川舟運で就航していた高瀬船が復元されています。

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思ったより大きな船ですが、何艘ぐらいがどれぐらいの頻度で行き来していたのでしょうね?

富士橋を左手に右折をし、国道52号へと戻り、七面堂の入口へと到着です。
こちらは178段の階段を上った山の中にあるという事ですが・・・だから「しちめんどう」なのでしょうか??(^_^;)

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階段をえっちらおっちらと上っていくと、本堂へと到着~。

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おお!!庭に綺麗な枝垂れ桜が満開ですよ~!!(^◇^)

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本堂は宝暦5(1755)年に建てられたようですが、つくりから当時の隆盛を知ることが出来ますね。

階段を下り、ゴールのバス停「鰍沢営業所」に到着です~!\(^O^)/

今回のコースは意外と登り坂が多く汗をかきました。
あと3~4日遅ければ満開の桜が見られたと思うとちょっと悔しいですが、また桜の名所をひとつ知れた事は良かったです。
また、富士川舟運の歴史は、「なぜ『煮貝』が山梨県の名産なの?」を他県の方に説明する際に触れる事になりますが、
実際に鰍沢を歩くことで更に実感出来たので、今後はもっと具体的な話が出来ればと思います。

所要時間:2時間半  消費カロリー:294kcal

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