粋ができなきゃ『甲府は暗夜(やみ)だわ』
『日本橋』

かつては甲府にも花街があったと聞く。夢のごとき浮世と隔絶された聖域。しかし、その中には、やってくる人、暮らす人、それぞれに負い目を背負った憂き世がある。銀蝶がはかなく舞う幻のような世界。クライマックス、5人の恋情が極まり…

2019年10月28日
気持ちのいい秋の散歩の方法
『季節の記憶』

秋は気持ちいい季節です。今回紹介する本は、移ろいゆく季節を感じながら、ゆるやかな日常を描いた小説です。▼舞台は鎌倉、主人公の父と園児の息子、それに隣に住む便利屋の兄妹を中心にした物語です。なにも大きな事件は起こらないので…

2019年9月28日
昔の人との気持ちの交換
『万葉集』

令和という元号にもすっかり慣れてきました。今回は『万葉集』からの出典ということで、問い合わせが沢山ありました。ご存知のように『万葉集』は日本の最古の和歌集です。日本文化は様々ありますが、その先は歌に行き着きそうですね。▼…

2019年8月19日
いちばん大切なものってなんだろうね。
『100万回生きたねこ』

夏になると誰もが幼少期の夏休みを思い出します。みなさんはどんな本が好きでしたか。たまには童心にかえり想像力を伸ばしてみると、ずっと忘れていた感覚がふっと蘇る時があるのに気づきます。▼今回、ご紹介する本は傑作絵本でもありま…

2019年7月28日
季節を細やかに感じる毎日を♪
『日本の七十二候を楽しむ』

「草木萌え動く」新暦ではおよそ3月1日から4日ごろのちょうど今頃を言うそうです。「しだいにやわらぐ陽光の下、草木が芽吹き出すころ。冬の間に蓄えていた生命の息吹が外へ現われ始めるはじめる季節」とのこと。日本には春夏秋冬の四…

2019年2月28日