路線バスでゆく かいゆうほ~プロローグ~



 平成29年12月号をもって、旧町名を復活させたい!シリーズを一区切りとさせていただきました。
 いろんな方から「終わっちゃうの〜?」、「まだ続けてよ!」などとお声掛けいただき、あらためて多くの方にご覧いただいていたことを実感しました。心から感謝申し上げます。旧町名に関しては、資料などが揃ったタイミングで、不定期に掲載をしていきたいと考えています。ご自宅に戦前の写真などがありましたら、お貸しいただければ幸いです。<(_ _)>

 さて、甲府駅南口周辺の再整備が一段落し、平成29年8月9日にオープニングセレモニーが行われました。
 甲府市とバス事業者で整備した「観光案内所・バスセンター」も同日から業務をはじめており、県都の玄関口として、おもてなしの準備が整ったという事になります。電車で甲府に訪れた観光客の方々は、バスで移動する機会も多いでしょうから、便利になるのはとても良いことだと思います。(^_^)

 ところで皆さんは、移動の際に路線バスを利用されますか?私にとっての路線バスは「娘が学校へ行く時に乗る」もので、自分が利用するという発想はありませんでした。
 免許証を持ち、車の運転が好きな私にとって、路線バスは身近にありながらも遠い存在だったのです。しかし、これからの高齢化社会を考えると、公共交通はとても重要なインフラになるはずです。年齢別人口比率を考えても、免許証を返納する人達はどんどん増えていくでしょうし、私も両親のことを考えると、他人事ではありません。
 そんな思いで、今月から新連載「路線バスでゆく かいゆうほ」を始めることにしました。知っているようで知らなかった(私だけ?)路線バスについて調べていきたいと思います。\(^O^)/




 さて、こちらがバスセンターです。ガラス張りの建物は、水晶や山々をイメージしてデザインされているとのこと。これは県外からお越しいただいた方に知って貰いたいですね。(^_^)b
 建物の中もとってもキレイ。手前(右手)が甲府市観光案内所で、奥(左手)がバスセンターになっています。
 観光客は観光案内所で行きたい場所を選び、隣のバスセンターですぐに路線を確認できるという便利さ。スタッフの皆さんも親切で丁寧です。


 今回の甲府駅南口周辺のリニューアルは、1986年に開催された「かいじ国体」に合わせ、1985年に行われたリニューアル以来、約30年ぶりのこととなります。
 これまでは、マイカーによるアクセスを重視した設計になっていたようですが、今回のコンセプトは「人優先の駅前」。確かに以前は歩行者がバスターミナルへ行く際、横断歩道を渡る必要がありましたが、今は駅から公共交通機関であるバスやタクシーに、すぐアクセスできるようになっています。
 そして、その「人優先」の考えは、分かりやすく整理されたバスのりばと、電子看板での情報表示にも活かされています。バスターミナルの各のりばにそれぞれ設置されている電子看板。実は最新技術が取り入れられており、とっても便利なのです。


 系統番号、行き先と経路、出発時刻、接近情報が分かりやすく一列で表示され、そののりばから出発する直近4本の情報が見られます。バスヘ乗る際にとても気になるのが「今どこまで来ているのかな?」ですので、今現在のバスの位置が分かる接近情報は、とてもありがたいですよね。


 また、海外から来られた方達の利用も想定し、日本語だけでなく、英語、韓国語、中国語(繁体、簡体)の5言語でも表示されます。
 面白いのが、行き先/経路欄に表示される絵文字。その経路に学校があることや、駅があること、病院があることなどが、ひと目で分かるようになっています。まさに人優先・・というか、人にやさしいという感じがします。
 バスセンター内や甲府駅南口階段前にある電子看板は、各バスのりばの情報を一覧表示した「総合案内表示板」となっていますので、まずはこちらを見て、各のりばへ向かうという事になります。

 優れものの電子看板は、2010年から運用されている「やまなしバスコンシェルジュ」という、パソコンやスマートフォンで利用するサービスの仕組みを利用しています。
 目的地を入力すれば最適のバスルートを表示してくれたり、バスが今現在どこにいるのかを示してくれる、とても便利なサービスです。
 驚いたのが、バス停から近い観光地まで表示してくれること。これを利用すれば、ちょっとバスで県内を日帰り旅行なんてことも出来ちゃいますね。路線バスを利用していない私は、この存在を全く知らず、大変お恥ずかしいです・・・(^_^;)

 こんなに便利で楽しい路線バスを、利用しない手はありません。早速、路線バスで県内観光に出かけ、次月号からお伝えしていきたいと思います。
 さて、どこへ行こうかな〜。\(^O^)/

文:川上明彦

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