2020年5月号 岩森のポピー畑

毎年5月、甲斐市岩森の茅ヶ岳広域農道沿いにある約6,600平方メートルの畑を赤やピンクのポピー約60万株が彩る。1998年に地元の老人クラブで遊休農地を活用して花を育てたことが始まりで、現在は市が管理し、シルバー人材センターの方々が手入れをしているという。
ポピーは色とりどりの花を咲かせるケシ科の植物の総称である。ヨーロッパでは小麦畑の雑草として扱われるほど繁殖力旺盛だが、日本語ではひなげしの名で親しまれ、細い茎と薄紙のような繊細な花弁が風に揺られる可憐な姿は軽やかな春の趣がある。古くから食料や顔料のほか入眠や麻酔、咳止めなどの民間薬として利用されてきた歴史を持つポピーは、「心の平静」「いたわり」の花言葉をもって贈られる花でもあるという。


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