2010年9月号『平和について考える』
本当に恐ろしいね。甲府だけじゃなく、その年は日本国中の地方都市が攻撃を受けたんだ。有名なところでは3月10日には東京大空襲があったし、8月6日には広島、8月9日には長崎に原爆が落とされたよね。民間人を標的にした無差別攻撃は、国際法の一つである「ハーグ条約」で禁止されているというのに。
なんでそんなことすんのさ!
アメリカはこれまでに「原爆投下は戦争の終結を早めるためだった」などと、無差別攻撃の正当化を主張しているんだ。しかし終戦させるためだからといって、それが許されるなんてことは断じてなく、アメリカが日本の民間人へ行った無差別攻撃は「過ち」だったと言えるよね。
戦争なんて絶対にしてはいけないよね。
そうだね。違う世界の話でも、遠い昔の話でもないんじゃ。当時から、ただ時間が流れて「今」に続いてきているだけの、とても身近な出来事なんだよね。この8月15日で戦争が終わって65年。日本が二度と戦争をしない為にも65年という歳月、どうやってこの平和は保たれてきたのか、さらに平和が続くようにするには今後どうすればいいのか、改めて考えてみてはどうかな。
ふくろう先生の解説です
蒸し暑い8月。日本人にとっては「戦争と平和」を意識する季節です。平和は日本をはじめ世界中の願いだと思いますが、北朝鮮などミサイルを日本に向けている国々が存在しているのも現実です。安心して暮らせる日本であるため、国民の生命と財産の安全を守るために、それら脅威について国は外交でどうにかしていかなければなりません。国には毅然とした外交を望みたいものです。
今回は【戦争】というキーワードから「平和の大切さ」について学べたね!このテーマはこれからも新聞の中で取り上げられるはずだよ!新聞を読んで、これからどんな展開があるのか考えてみよう!学んだことを次にいかそう!
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