近藤喜則（よしのり＝通称きそく）は、南部宿の代々の本陣である近藤家に生まれ、江戸から明治にかけ、「修身立志の道を自得せしむるにあり」（生き方や学ぶ意味と目的を生徒自ら悟り得ること）を教育方針とした私塾「蒙軒学舎」や、三椏（みつまた）販売の「殖産社」の設立、また、「義立南部病院」の開院に取り組み、峡南地区の教育・産業・医療の発展に尽くしました。その生涯は、日本の近代化のうねりのなか、この地方に住む人々の生活向上と幸せを願い、さらに国の興隆に全てを捧げるものでありました。
本講座では、近藤喜則の功績と生涯について、当時の時代背景とともに振り返ります。

INFORMATION

開催日／令和4年2月19日（土）13：30～15：00
講　師／若林　由美子さん（近藤浩一路記念南部町立美術館学芸員）
会　場／山梨県庁舎別館3階「正庁」
対　象／どなたでも
定　員／20名（受講定員を縮小、定員になり次第締め切り）
参加費／無料
お問合せ／山梨近代人物館
055-231-0988
受講のお申し込みは、山梨近代人物館の電話・ＦＡＸ・メールから受け付けております