2008年4月号 愛宕山浄水池の桜

2008.04
 山裾古の道(やますそいにしえのみち)は、道標を頼りに甲府駅前信玄公の銅像から、甲府五山の寺院などを経由し武田神社に至る道。その途中、愛宕山西中腹にこの施設はある。
 東には愛宕山の尾根越しに甲府市東部、南と西に開ける甲府盆地を眺めるここに植えられた桜はおよそ70本。大きく二段に分かれた芝の敷地の中には桜や松に囲まれ、コンクリート製の「浄水池」とかかれたレトロな建物が建っている。すぐ下には民家や神社もある。でも、聞こえるのは梅の木に遊ぶ小鳥のさえずりと、西斜面のぶどう畑で枯れ草を焼く音だけ…。
 「山裾古の道」と名付けたのは絶妙。しばし古の甲府の城下町が彷彿されるような場所である。桜は、もうすぐ咲く。




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