2017年10月号 JR甲府駅改札口

 山梨県の中心駅である甲府駅には、中央本線と当駅を終点とする身延線の2路線が乗り入れる。改札口には管轄のJR東日本のロゴのみ掲出しているが、身延線はJR東海の管轄であり、当駅はJR東日本とJR東海の境界、共同使用駅となっている。また、JR東日本東京圏輸送管理システム (ATOS) を導入する最西端の駅である。
 大正時代から使用されていた駅舎は木造平屋建てで、1番線を除く中央本線各ホームへは跨線橋が架けられていた。現在の橋上駅舎と駅ビルは昭和61年のかいじ国体開催にあわせて整備されたもので、駅舎内の自由通路が北口と南口の賑わいを繋ぐ。
 行楽シーズンには多くの観光客が降り立つ玄関口。ようこそ甲府へ。

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