2013年6月号 甲府市役所新庁舎
市制の施行により甲府市が発足したのが明治22年。甲府市役所は現法人会館の地から始まった。現在地に移ってからも増築や周辺の建物を取得するなどしながら業務の多様化に対応してきたが、老朽化や分散化の問題は深刻化。旧甲府郵便局など、長年市庁舎として親しまれてきた歴史的な建物の解体が惜しまれながらも、平成25年5月、甲府市役所は未来を見据えて生まれ変わった。
ブドウ棚をイメージした塔屋が特徴的な新庁舎には、太陽光パネルをはじめとした様々な環境配慮型設備が整い、災害時には独自で電力が確保できるという。市政や業務、サービスにも一層の充実を期待したいところである。