2012年11月号 新県立図書館
甲府駅北口に新県立図書館が開館する。県民が日常的に利用できる知的基盤であり、情報拠点としての役割を担う。気軽に本に接することできるのはもちろん、交流ルームの設置など、正に甲府駅北口周辺の整備方針である「集いや歴史・文化を中心に人・物・情報の豊かな交流が広がるまち」の実現を目指した図書館である。
多様化・専門化する利用者のニーズとデジタル技術の普及によって、広範で高度化する図書館のサービス。そんな中にあっても自分達の住む「山梨」に目を向ける、そんな場所でもあってほしい。県民とともに成長・発展していく図書館として、広がる可能性に期待したい。