2012年6月号 ほたるの里
日本では初夏の風物詩として古くから親しまれている蛍。懐かしさと情緒が感じられる一方で、多くの若者や子どもたちは本物の蛍を知らないという。「日本人のこころのふるさと」である蛍の生息地が、今では限られた場所でしかないことを切なく思う。
県内各所の「ほたるの里」と呼ばれる群生地では、そうした蛍の生息環境が保全され、毎年無数のホタルが幻想的な光の舞を楽しませてくれる。また、環境を整備して蛍を呼び戻そうという活動も県内各地で広がっているようだ。ホタルは清流の象徴であり、美しい自然の証明である。