2011年12月号 ほったらかし温泉
フルーツパークのさらに上、山梨市矢坪にある富士山と甲府盆地を一望できるほったらかし温泉は、県外からの観光バスも訪れる人気の日帰り温泉。元々は高齢者向け施設を開発しようとした際、1995年に掘り当てられたもの。バブル崩壊のさなか保養施設の計画は頓挫し、簡単な露天風呂作って「ほったらかし」にしていたことがその名の由来だそうだ。
寒い中入るあたたかい露天風呂はまた格別。空気の澄むこれからの季節は、朝日に映える霊峰富士、そして甲府盆地と星空の天地一体の夜景を眺めながらの湯。なんと贅沢な「ほったらかし」だろうか。今年も山梨ならではの冬の魅力を満喫しよう。