2008年2月号 大神さん

2008.02

 「大神宮節分祭」は、大神さんの呼び名で愛される甲府の三大祭りの一つ(他、厄除け地蔵尊大祭、正ノ木祭り)で、毎年2月3日の節分の日に甲府市中央の柳町大神宮、横近習(よこきんじ)町大神宮の2箇所で行なわれている。
 この祭りの名物は「鬼」。赤鬼青鬼が沿道を徘徊するのである。幼かったころは怖かった思い出がある。夢にまで出てきた気もする。でも大神さんは楽しみだった。甲府の中心街でのお祭りだったからか…、そして大神さんが終わるとすぐ厄地蔵さんがやってくる。
 甲府が最も冷え込む季節のお祭り。忙しさに流され、しばらく出かけなかったお祭りだが、今年は露天の縁起物や切りざんしょう、かや飴などを買いに出かけてみようか。久しぶりに夢にまで見た鬼にも再会してみたい。

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