音読すれば心とカラダにいいこといっぱい♪『おとなのための1分音読』
文章は声に出すと気持ちいい。音読にはメロディを奏でる調べがある。声に出す気持ちよさは、歌をうたうのと同じだ。▼自分の部屋で大きな声で読めば気分は晴れ晴れする。小さな声だって、心をこめて読んでみると、しみじみしてくる。暗記してそらんじられれば、散歩中にリズムだって出てくる。朝起きた時には、「歯切れのよい」元気が出る文章がいい。心はぐっと明るくなる。夜寝る時には「しっとりとした詩」、「いにしえに思いを馳せたくなる物語」を読むのがいい。ざわついた心が静かになっていく。名調子や台詞まわしを抑揚つけて読んでみれば、笑っちゃうくらいにスッキリする。▼この本には、一分間で読める短い名文が集めてある。毎日、朝に晩に音読すれば「耳」が「声」に反応して、脳の活性化、ストレスも解消していいことづくめ。読書は黙読だけじゃつまらない。読書をもっと楽しもう♪▼12月7日に「声に出して読もう 元気がでる音読会」が春光堂でありますので、ぜひご参加ください。詳しくはイベントカレンダーにて。
『おとなのための1分音読』
山口 謠司(著)
自由国民社 1,300円(税別)