- ぐっすり寝ること。熟睡。
例:「おとういるかあ」 「旦那は在宅か」
「用があったあに。ずで、はええじゃんかあ」 「要件があったのだが。随分と早い就寝だな」
「飲み講の掛け持ちで、おばかだあら、昨日の朝っぱらっからひん呑んでえて、今夜らあ、へえぐうすかねえりさよう。」
「沢山の無尽に属していて、しかもどれも断らずに、昨日の午前中から痛飲していた。だから、もう今夜あたりは、さすがに、飲み疲れて早々にぐっすり寝てしまうしかないのだ。」
「そりゃあよう、わるかったあ」 「そうとは知らず、それは失礼した」
「だいじょうぶ。気兼ねなく。」
- または、 眠ってしまってはいけない時間や場所、場面などで熟睡してしまうこと。
例:「おう、そろんそろんおしんめえにしべえや」 「さあ、そろそろお開きにしようよ」
「やい、便所で イビキん きけえるぞ」 「ちょっと!、トイレの個室から、イビキが聞こえてくるよ」
「あにょうっ!。また、あのおばかっとうか!」 「なんだって!。また、あの能天気おとこか!」
「あれぇやあ。…だめだ、カギょうおっかって、ぐうすかねえりだあわ」
「あらほんとうだ。…でも開かないよ、中から施錠して、熟睡している」
「この、おばかあ、ひん呑みゃあ ばんたび店の便所へ寝やあがって しゃらごっちょうに」
「いいやつなんだけど、この脳天気男、飲酒すれば毎回店のトイレで寝てしまって、始末に苦労させられる」
「俺が個室のドア上部から入るから、誰か店主にてん末を伝えてくれ」
(東部)