中心街の未来はどこだ!?
『「地元」の文化力: 地域の未来のつくりかた』

1507かすがもーる沿いにある「甲府グルメ横丁」のオープニング・レセプションに行ってきた。芳野ビルの1階部分を大きく修繕をすることで、新しい雰囲気に生まれ変わり、かつての中心街の夜を彷彿とさせる賑わいだった。▼ビル中心部には様々なタイプの飲食店からなる大きなフードコートがあり、それを挟む形で両サイドには「発酵」「ジビエ」「ワインにあう料理」などの店が趣向を凝らしていた。もちろん長年に渡り営業を続けている店もあり、それらが渾然一体となり活気ある空間を形成していた。趣味嗜好に合わせて「はしご」をすると自分にあったテイストの店が見つかるのではないか。▼私は中心街の一番大きな価値は「店の魅力」だと考えているので、今回に限らず、新規オープンのお知らせは本当に嬉しい。日々の営業から地域の「日常」が生まれ、その継続により「甲府中心街の文化」が形作られていく。今日もいつものようにシャッターを上げ「おはようございます」からスタートだ。

『「地元」の文化力: 地域の未来のつくりかた』
河出ブックス 1,600円(税別)