山梨で養蚕が盛んだった頃、蚕がさなぎになることを「ひきる」と言っていた。 「へえ、おぼこさんが、ひきるから、回転を作らんといけんね」、意味としては「もう蚕がさなぎになるから、回転(蚕が繭を作るための器具)を作らないといけないね」の意味。