みんなでつくる甲州弁　辞書【ウィキペずら】

ぶさあるの強調的言い回し。

ほれから『所かまわず腰を下ろす』つう意味で使われたりもするだ。

ぶっさらうと似てえるけんど、別もの。

例：『どれも自由席だぁら？、どけえでぇも ぶっさあるだあよ』 《すべて自由席でしょ？どこでもいいから とっとと座りなさいな》

例；『やあだようこのかあ。どじん濡れてるにぶっさあるから、けつんびたびたあだあわ』《あらまあどうしましょこの子ったら。濡れてる土間にかまわず座るから、お尻がびしょびしょよ》

例；『へえぶさあるで？』《もう座るの》

『ぶっさあるさよう、へえうっつかれたあもの。』《当然座り込みますよ。すでに疲労してますから》