意:気の毒。不憫。かわいそう。(だけんども、「かわいそう」は『かええそう』ちゅう。)
例:「あっこじゃあ、嫁がよたくれえだあから、おばあは おやぎねえもんよう」《あの家では、お嫁さんが乱暴者なので、お姑さんは、ひどく可哀想なものだってさ》
「ふんだっても、おんなしいとっかめえて、よたくれえは なかんべえ?」《例えそうだとしても、さすがにお嫁さんに対して、乱暴者よばわりは無いだろう?》
「あにがよう、おばあ便所へおっこんで、飯ょうくれねえだとよう」《とんでもない、お姑さんをトイレに監禁して、食事をとらせないそうだよ》
「うそべえ?」《冗談だろう?》
「よせえいってゆうな」《他言無用だよ》
郡内(下郷)
おやげねえに同じ