2011年3月号『エジプトで何が起きたの!?』

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シカ先生

エジプトはこれまでムバラク大統領による独裁政権だったんだね。なんと約30年間という年月続いてきたよ。一人の人間がそれだけの長い期間、国のトップに居座るというのはあまりいい状態ではないんだ。権力がそこに集中することで、国や国のお金を思いのままに操ることができてしまうからね。

ねこさんそもそも、なんでそんなに長く続けることができたの?

シカ先生それは国家体制が、国民に主権がある「民主主義」ではなかったために、ちゃんとした選挙がずっと行われなくてね。ムバラク大統領は、いわばカタチだけの不正選挙で当選し続けてきたんだ。そして長期政権による政治の腐敗、経済情勢や雇用状況の悪化に対して国民の不満が爆発したよ。

うさぎさん

そんでデモが起きたと。デモデモデモ、そんなの関係ねぇー♪

シカ先生

はいはい…。でね、これはただの民主化デモだっただけではなくて、その背景として親米(米国と仲が良い)政権への反発でもあったというよ。米国はエジプトに言う事をきいてもらう代わりに、多額の支援金を出してきたんだ。エジプトの周りには、そんな国が多々あるよ。

ねこさん言う事を聞いてもらうって、米国にはどんな望みがあるの?

シカ先生
簡単に言うと米国は、エジプトを含め中東の情勢をコントロールしたいんだ。そうすることで、石油の安定した供給を確保したり、周辺国の緊張状態に際して武器の輸出をしてきたよ。今回の騒乱で反米政権が樹立されれば米国は国益を損ない、ひいては世界情勢にも影響してくるので、米国は事の行く末をとても気にかけているようだね。

ふくろう先生

ふくろう先生の解説です。

チュニジアで革命が起きて以降、エジプトや周辺の親米独裁国家でも民主化デモが起きています。勢いが続けば、中東以外の独裁国家にもさらに飛び火するでしょう。米国が生み出したtwitterやfacebookというインターネットツールで結束をはかり、反米政権を目指すとはなんとも皮肉なものです。米国は「民主化という【自由】を支持すると、自らの首を絞める」というジレンマから、どう抜け出すのでしょうか。

まとめ今回は【エジプトの政権】というキーワードから「中東情勢と米国の関係」について学べたね!このテーマはこれからも新聞の中で取り上げられるはずだよ!新聞を読んで、これからどんな展開があるのか考えてみよう!学んだことを次にいかそう!

うさぎさん
マチッコチャンネルでは取り上げて欲しいテーマや、みんなが調べて欲しいことを募集しています。
待ってるよ~


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