フットパス来迎寺


【本物を完全再現!多宝塔、三重の塔、五重の塔】
伊勢4丁目の望月光男さんは昭和5年生まれの80代。元大工の棟梁で、県内外に住む子供さん達の家も建築されたというその腕を活かし、多宝塔、三重の塔、五重の塔(全長180cm!)を制作されました。
本の写真を参考に原寸大の設計図を書くことから始め、完成までは約半年。釣鐘など1cm位の部品から塔の先端部分に至るまで全て木材からの手作りで、中側も吹き抜けも再現されています。木材は国産より洋材のほうが日焼けした良い色を醸し出すそうです。
写真はご自宅に置かれているひとつですが、完成した3つの塔は、来迎寺に奉納されています。
9人兄弟の末っ子のご主人。既に戦争などで亡くなられた7人の兄弟たちへの、ご供養の気持ちも込められているようです。
(2013年9月号掲載)

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【来迎寺の540年記念 山門彫刻】
2013年9月号で多宝塔などのミニチュア製作でご紹介した、伊勢4丁目の望月さん。
この度来迎寺が540年記念にあたって三門(山門)を建てるそうで、今回はその真中に飾られる彫刻を見せて頂きました。
他の大工さんはこうした細工物が得意ではないため、望月さんが手掛けることになったのだとか。
幅1m20cm、高さ45cm、干割れに強い檜葉(ヒバ)という洋材から削り出されています。
日光の古い絵などを参考にし、原寸大で図面を描いたそう。
実は三門の設計は30年前に出来ていたのですが、寺院の正面に配置される三門を作ってしまうと工事の車が入れなくなるため、鐘つき堂や本堂を先に作っていたんですって。
ついに建立される来迎寺の三門、完成が楽しみですね!
(2014年1月号掲載)

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以前にもご紹介した元大工の棟梁、伊勢町の望月光男さん(86)。今回もまた図面から半年かけて制作された三重塔を見せてくださいました。木材にはヒノキとヒバ材を使用、屋根には本来なら銅板を使うところなのですが、以前より銅板の金額が高くなってしまったためトタンを代用したそうです。数多くの細かいパーツを組み合わせ、屋根の湾曲もそれぞれ変えてあり、計算と根気のいる作業なのがよく分かります。これまで製作された多宝塔、五重塔、三重塔は来迎寺に納められているので、機会があれば是非ご覧になってみてください。


■ 住所 山梨県甲府市東光寺1-3-38

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