
無添加、無着色、人気の手づくり甲州地味噌
おかめ麹
昔、山梨の農家は、収穫が終わった十〜十一月になると、一斉に自家製の味噌やしょう油をつくった。今でも、米づくりの地方では大豆を収穫し、農協やグループ単位で共同作業をして自家製の味噌をつくっているところが多い。
この味噌づくりになくてはならないのが麹(こうじ)だ。
「おかめ麹」は、創業明治二年。麹を専門につくり続けて133年、名前の通り、その昔はひな祭の甘酒用の"米こうじ"を専門につくっていたという。これからの季節、おかめ麹の店内には"米こうじ"や"麦こうじ"が入った船と呼ばれる檜づくりの麹ケース数千枚がところ狭しと積み上げられる。
店では、とても気さくで明るいおしどり夫婦の鶴田文雄さん夫婦が、職人さんと一緒に忙しくたち働いている。
また「おかめ麹」では、数種類の手づくり甲州地味噌をつくって販売しており、無添加、無着色と素朴な田舎の味が受けてなかなかの人気だ。外からはあまり目立たないが、店に入って誰でも買うことができる。

創業時の写真

現在の店舗

麹ケース
〒400-0866
甲府市若松町6-34
電話・055-233-4939
<8:00〜19:00>
定休日・この時期はなし
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