一年のはじまりは美しい日本語から
『えんぴつで百人一首』

もういくつ寝るとお正月〜♪門松に初詣、日本文化を感じる時です。遊びといえばカルタ取りの百人一首。短歌には日本語の美しさが凝縮されています。恋、人生、四季のうつろい、名歌に秘めた百人百様の想いを、なぞりながら書き写します。ゆっくりと口ずさみながら、いにしへの世界に思いを馳せて、一字一字を丁寧に書きます。▼手書き文字にはスマホにはない優しさがあります。歌の流れに身をゆだねるように、何度も読んで書いていると、はじめは意味の分からなかった昔の言葉たちが、ある瞬間を境にして、一斉に語りかけてきます。言葉が感覚に変わり、歌がイメージとして体に伝わります。時を超えて、日本の美意識を味わう本です。▼忙しい毎日の中だからこそ、こころを落ちつける時間がほしいですね。情感豊かな歌があなたをきっと癒やしてくれます。声に出して書くので「脳活」にも役立ちます。

『えんぴつで百人一首』
吉海 直人 (監修), 大迫 閑歩
ポプラ社 1,000円(税別)
2018年12月28日

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