今後の人生を想像する一冊
『鶴と亀 禄』


高齢化社会を扱った本です。表紙の通りに前衛的なデザインで表現しています。おじいちゃん、おばあちゃんの魅力が詰まっています。私は「カッコいいなあ」と思っていると、若い女性は「かわいい♪」と表現する写真の数々。人生の生き様がにじみ出ています。▼内容は多彩です。漫画やコラムも挿入されて読み飽きません。重みのある名言には唸らされ、おかしみを誘う迷言(?)には笑みがこぼれます。高齢者のお気に入りのショップリストや、茶飲み話を読んでいると未来への想像が膨らみます。特に面白いコーナーは、のん(能年玲奈)と魚屋のおじいちゃんの対談です。若者との会話は妙なテンションで噛み合いを見せて、不思議な世界を紡ぎ出しています。▼甲府中心街も高齢化が進んでいます。老いて体が大変でも、その日常は「暮らしを楽しむ明るさ」に満ちています。こんな感じで世代間交流が繋がるといいですよね。人生100年時代といわれる長い老後の過ごし方の参考にもなると思います。

『鶴と亀 禄』
小林直博,小林徹也(著)
オークラ出版 2,300円(税別)


2018年8月28日

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