第21回 元気をもらった津軽三味線

腹の底を揺さぶるような激しくダイナミックなリズム。津軽三味線は「日本人の魂を呼び起こす奥深い音色」とも表現される。  その激しさとは裏腹の出会いを、相川さんは静かに語り始めた。  「20年前、突然妻を亡くしました。それま

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第22回 ウクレレの真髄を極める

 とにかくフットワークがいい。それに、この人には「苦手」という言葉がないかのように、どこにでも顔を出して中心に居座ってしまう。ウクレレを抱えて、時にはハーモニカを持って世界を駆け巡る旅行代理店の支店長さんだ。 もちろん音

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第27回 言論の自由を守るために

山梨日日新聞は昭和38年11月6日、紙齢3万号を迎えた。当時は1面に社説があり、「”三万号”とその体質」と題して、「現存する日本最古の地方紙として、郷土はもとより全国にその輝かしい存在を誇示できる

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第26回 混乱期に悲劇と快挙

戦争が終わり、復興に立ち上がった甲府市民に人気があったのは「青空温泉」だったという。空襲の心配がなくなり、焼け跡に湧き出したままの温泉で、一日 の疲れを癒すのが嬉しかったというのだから、それ以前の状況がいかに過酷を極めた

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第25回 戦災をうけて、なお発行を継続

昭和20年3月、戦局が厳しくなったことにともなって、政府は「新聞非常態勢に関する暫定措置要綱」を定めた。内容は中央紙の地方発送をやめて、その分を各都道府県の県紙に吸収させて印刷発行を委託させる持分合同と、空襲に備えて予備

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