10月のある日、山梨学院大現代ビジネス学部の小西順人教授の研究室に、3年の張京京さんが訪れた。就職活動を始めるに当たってアドバイスを得るためだ。 張さんは中国黒龍江省出身。高校から山梨で生活し、おば夫婦が営む中華料理店で
第28回 新聞講座と各種検定で基礎力アップ~山梨学院大の取り組み(上)~
今、若者の活字離れ、新聞離れが指摘されている。山梨学院大学現代ビジネス学部の小西順人教授は、そんな学生たちを心配する一人だ。「日本中の大学で起きていることですが、教科書を読んでも理解できないという現実があるんです」。そこ
第27回 言論の自由を守るために
山梨日日新聞は昭和38年11月6日、紙齢3万号を迎えた。当時は1面に社説があり、「”三万号”とその体質」と題して、「現存する日本最古の地方紙として、郷土はもとより全国にその輝かしい存在を誇示できる
第26回 混乱期に悲劇と快挙
戦争が終わり、復興に立ち上がった甲府市民に人気があったのは「青空温泉」だったという。空襲の心配がなくなり、焼け跡に湧き出したままの温泉で、一日 の疲れを癒すのが嬉しかったというのだから、それ以前の状況がいかに過酷を極めた
第25回 戦災をうけて、なお発行を継続
昭和20年3月、戦局が厳しくなったことにともなって、政府は「新聞非常態勢に関する暫定措置要綱」を定めた。内容は中央紙の地方発送をやめて、その分を各都道府県の県紙に吸収させて印刷発行を委託させる持分合同と、空襲に備えて予備
第24回 小中学生!コンクールに参加しよう!!
今年も山梨日日新聞社と山日会は、小中学生新聞感想文コンクールを実施しています。5回目になり、年々優れた作品が多く応募され楽しみです。 昨年の最優秀作品を紹介します。