ドライバー歴 43年


私は、今年の2月で満43年間、相互タクシー一筋、運転手として勤務しております。40年前とは世相も違いますが、お客様も大分変わってきました。

当時はまだ各家庭に自家用車を持っている家も少なく、タクシーが庶民の足として、毎日休む暇がないくらい利用していただきました。夜などは飲んで帰るお客様も多く、中心の春日通りなどは夜10時を過ぎるとお客様があふれて電話注文のお客様を迎えに行くときはお断りするのに大変苦労したこともありました。
また、遠距離のお客様もいて東京、静岡、長野または千葉までも月に何回か行くこともありました。

田舎へ送っていったときなどは、お客様と話が弾み、家に着くと「おい、お茶を飲んでけし、飲んでいかんと料金を払わんぞ」などと夜遅くにも係わらず、寝ていた奥さんを起こしてお茶をいただいて帰ったこともあります。
他にもわざわざ畑に行って、キャベツやレタスをトランクいっぱいにいただいたこともありました。

最近はやはり老人のお買い物、病院の送迎が多く、核家族になり一人で生活しているお年寄りが多く、家にいても話す機会が少ない為か、顔見知りになるとタクシーのドアを閉めるのももどかしく、いろいろな話をしだします。目的地についても話が終わらないときは車からすぐ降りないということもあります。お客様といろいろ話をしながらの仕事も面白いことがあります。

ドライバー 松本 光正さん

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